會津名山案内
山  名 安達太良山 アダタラヤマ
標  高 1700m
山  域 安達太良山系
山行形態 山スキー/登山道積雪期
登 山 口 二本松市 奥岳あだたら高原スキー場
山行時間 薬師岳ゴンドラ駅(2時間)安達太良山山頂(10分)仙女平分岐
(2時間)牧場
山 小 屋 くろがね小屋
最寄温泉 国保センター安達太良 
最寄の駅 JR東北本線 二本松駅
そ の 他 あだたら高原スキー場(あだたらエクスプレス)
五葉松平経由あだたた高原スキー場 くろがね小屋経由あだたら高原スキー場

 安達太良山の山スキーは、奥岳からゴンドラリフトを利用すれば短時間で山頂を踏めてしまう
手軽さがいい。ルートはいくつかあるが、仙女平へ滑り降りてみた。覚悟はしていたがヤブとの
格闘で、スノーシュー集団より時間の掛かった奮闘記となった。
アプローチ Map

 国道49号線を郡山方面へ向かい、猪苗代町から国道115号線を福島方面へ進む。土湯トン
ネルを過ぎたところに「道の駅つちゆ」があり、ここから二本松方面へ左折する。県道を奥岳に
向かい、あだたら高原スキー場まで。

薬師岳ゴンドラ終点 山頂を背景に 登山者の列が続く
安達太良山乳首山頂 スキーを着けて滑降開始 アイスバーンを切り抜ける
仙女平分岐 テレマークもキマッて スノーシュー集団と
木が混んできた スキーを背負って登山道を下る 牧場へ到着

山スキー案内

 奥岳から「あだたらエクスプレス」を利用すれば、ものの10分で1322mの薬師岳に着い
てしまう。スキーを着けて登行を開始すると、小さな森を抜けて沢を挟んで山頂が見える。南か
ら回り込むように西へと進み、先ずは山頂を目指す。好天に恵まれたせいか、山スキーやスノー
シューの登山者が蟻のように列を成し山頂へと続いている。
 仙女平との分岐からは傾斜も増し、雪もクラストしてきて登行が厳しくなってきた。更にこの
辺りから山頂直下にかけては風当りが強く日当たりが悪いのか、アイスバーンになっていて追い
討ちをかける。冬山は天候により毎回条件が違うことを知らされた思いである。
 山頂の手前から岩が出てきたのでスキーを脱ぎ、ツボ足で乳首の山頂を踏んだ。山頂からの眺
めはすばらしく、360度のパノラマが強風ながらも頑張った皆に満足感を与えてくれる。
 いよいよシールを外し滑降モードへ移る。氷結した雪面にエッジが利かず手こずり、ボーゲン
で辛うじて切り抜けると下るに従い雪質もパウダー状になってきてようやく山スキーらしくなっ
てきた。仙女平の分岐を過ぎて樹林帯の入口まで楽しく滑れた。風も無くここで休憩をしている
と、同じルートを下山するスノーシューの団体と言葉を交わした。「スキーは早いからお先に!
」とスノーシュー集団が先に出発し、我々もスキーを着けて後を追った。しばらくは木もまばら
でスキーをするのに邪魔になるぐらいで支障は無い。先発のスノーシュー集団を軽々と追い抜き
スキーの機動力を見せつけた。
 登山道に沿うルートをとり、地図上の1100mを目安に進む。立木も混んできて休憩がてら
位置確認をしていると、また、スノーシュー集団に追い越された。下るに従い積雪が少なくなり
ブッシュが出始め登山道の道型も出てきた。スキーでのターンも難しくなると転倒者が続出、ス
キーを背負う羽目になった。「スノーシュー集団はだいぶ降りただろうな」等と話しながら歩い
ていると、林道に出て積雪もいくらかあるようなので再びスキーを付けて滑ったがスノーシュー
集団には追いつけなかった。
 雪も切れ、スキーを背負い小関集落の牧場に出て先に到着していたスノーシュー団体のバスに
便乗させていただき奥岳まで戻った。「これはこれで味のある山スキーだったな」言った言葉に
に皆うなずいた。(S)

2006/1/29 記録
GPSデータ
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