會津名山案内
会津朝日岳
山  名 会津朝日岳 アイヅアサヒダケ
標  高 1624.2m
山  域 会津朝日・駒山塊
山行形態 山開き
登 山 口 只見町 いわなの里
山行時間 登山口(1時間)水場(1時間)人見の松(1時間)避難小屋(1時間)
山頂(3時間)下山
山 小 屋 熊ノ平避難小屋(10名)
最寄温泉 只見温泉保養センター 季の里湯ら里
最寄の駅 JR只見線 只見駅 会津バス 黒谷下車
イベント 只見町主催山開き いわなの里集合
そ の 他 丸山岳 会津駒ヶ岳従走路

 アサヒダケの名を持つ山は全国各地にあり、名山と呼ばれ誉れ高き山が多い。会津朝日岳も
その名に恥じず、山の姿・懐の深さ・植物の豊かさ等、何れも優れた山だと思う。また、残雪
期に会津駒ケ岳や三ツ岩岳へ縦走路の入り口の山としても魅力的である。
アプローチ Map

 国道49号線を新潟方面へ向かい、柳津町から国道252号線を只見町へ進む。只見駅から
国道289号線を南郷村方面へ向かい、朝日地区から右折し「いわなの里」の看板を黒谷方面
へ20分ほど進む。山開きの式典は「いわなの里」で行われここの駐車場を使用できるが、少
し林道を進んだ奥に本来の駐車スペースがある。

いわなの里から登山道の入り口
この奥に駐車場がある
登山道沿い咲く、ニリンソウ・
サンカヨウ・エンレイソウ等
最後の水場「三吉ミチギ」
ここから急な登りが始まる
後ろに人見の松があるが
枯れてしまっていて残念
登山道の傍らに咲くヒメサユリ
(西会津ではオトメユリ)
岩場を越える

山開き案内

 駐車場から橋を渡り、赤倉沢に沿った登山道をしばらく進むと荒禿沢との合流地点で更に橋
を渡る。途中、2ヶ所の渡渉に気をつけながら、あたりに咲く早春の花々をながめながら進む
と、「三吉のミチギ」と呼ばれる水場へ出る。登山口から約1時間、休憩するのにちょうど良
く、ここが最後の水場なので充分喉を潤し、これからの急登に備えたい。
 いよいよここから、この山一番の心臓破りの急坂が始まる。ジグザグに登山道が作られ、じ
っくり標高を稼ぐ。辺りの景色が見え始めると稜線まではもう一息、急に展望が開け「人見の
松」に出る。水場からここまで約1時間、肝心の松は枯れてしまっているが景色を楽しみなが
ら一息入れたい。

1430mのピーク「叶の高手」 大クロベ(ヒノキ科) 「熊の平」から残雪を歩く
熊の平避難小屋 「バイウチの高手」 山頂直下の雪壁
山頂にある記念碑(展望図) 山頂の稜線から丸山岳 山頂のクワガタソウ

 稜線からの登山道は岩場が多く痩せていて気を抜けないが、ヒメサユリやドウタンツツジが
咲いていて楽しい。「叶ノ高手」のピークに着くと山頂も見え始め一旦鞍部へと下る。途中、
大クロベの大木が見事である。「熊ノ平」からは残雪も出てきて、避難小屋を過ぎ「バイウチ
の高手」に出ると山頂直下の雪壁が現れる。急な凍結した雪壁はかなり危険な状態で、ブロッ
ク雪崩の可能性もあり、足元に注意しながら慎重に登る。軽アイゼンがあれば安心できるだろ
う。雪壁の上部は痩せた岩場になっており、右手に折れると山頂までは直ぐである。
 山頂からは大パノラマが望め、縦走路を見ると丸山岳が扇のように広がり北から浅草岳や田
子倉湖、越後や南会津の山々が指呼できる。登山口から、登りに4時間強を要した。以前は、
会津駒ケ岳へ向かう縦走路が作られていたとのことであるが、今はヤブに帰している。
 残雪上を注意しながら下山し、登山口で甘酒や漬物のもてなしが嬉しかった。(S)

2006/06/25 記録
GPSデータ
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