會津名山案内
御前ヶ岳
山  名 ゴゼンガタケ
標  高 1234m
山  域 駒止高原山域
山行形態 登山道
登 山 口 畑小屋
山行時間 登山口(10分)山ノ神分岐(45分)大岩(15分)住居跡(10分)
山頂(1時間)下山
山 小 屋
最寄温泉 西山温泉 せいざん荘
最寄の駅
イベント 山開き
そ の 他 途中の愛宕山へも同時に登山可能である

 御前という名称は御前ヶ遊窟など、戦で負けて逃げて来た姫の話が出てくるような感じがす
る。やはりこの山にも紅梅御前という姫の話が出て来る。山は終始急登で登り下りとも注意を
必要とするが、きれいな森の登山道は気持ちが良い。山頂からの展望は北側だけで、決して良
いとは言えない。山開きの喧騒を避け、秋のひと時を静かに登った。今年は山葡萄がたくさん
実っていた。
アプローチ Map

 会津若松市門田町から国道401号線を会津美里町方面へ進む。旧会津高田町を過ぎ博士峠
を越えて昭和村に入り、国道400号線のT字路を右折する。喰丸郵便局を左折して再び国道
401号線を大芦集落へ向かう。愛宕神社を目安に左折し村道を畑小屋集落へ進むと集落の入
り口に小さな駐車場があり、目の前に御前ヶ岳と案内看板が見える。

駐車場にある看板と御前ヶ岳 民家の上にある登山口 山ノ神コースとの分岐
ナラの大木 急坂を登る 大石で急登が終わる
山葡萄の蔓 御前の住居跡 二等三角点山頂

山行案内

 駐車場の脇を標識に従い正面にある山へ進む。民家の脇を通って木の橋の架かる大越沢と岳
沢を渡って登山道に入る。ナラの森は気持ちよく、直ぐに山ノ神コースとの分岐になるがテー
プで立入り禁止となっている。そのまま御前コースを進み、ナラとブナの混った木漏れ日の中
を、気持ちよく歩く。道は傾斜を増してきてと所々にトラロープが出てくる。ブナは小木であ
るがナラの大木が目立ちドングリがたくさん落ちてきて手に当たった。更に進むごとに益々傾
斜がきつくなる。トラロープが張られた胸が付きそうな登りを、落石に注意しながらじっくり
と高度を稼ぐ。大岩が見えてくると稜線に出て急登からようやく解放された。
 林相がブナに変わってあちこちに山葡萄の蔓が絡まっている。実もたわわに実って動物たち
にとって豊かな森であることが分かる。山桜の木が二本立っているところに標識があり、御前
の住居跡と書かれていた。標高が高くなると木々の葉も紅葉し徐々に赤くなる。森が切れ平坦
になって、刈り払われた一角に山頂の標識と二等三角点があった。山頂からは北方に展望があ
り集落が下のほうに見えたが、曇天で周囲の山々はよく分からなかった。

山頂から集落を望む 山頂の標識 岳沢に架かる橋
近くに住む又一翁(90歳)と 又一翁の作った標識から入る 大芦集落からの分岐

 山頂から山ノ神コースの案内はあるものの立ち入り禁止のテープが張られ、道型を辿ったが
藪に戻っていた。このコースにあるご神木の栗の大木や御前の宴の跡を見るには下から道型を
探した方が無難だろう。下山は往路を、急坂に気を付けながら一気に降りた。(S)

2009/09/27 記録
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