會津名山案内
博士山
山  名 博士山 ハカセヤマ
標  高 1482m 一等三角点121
山  域 駒止高原山域
山行形態 山開き/山スキー
登 山 口 柳津町 大成沢
山行時間 登山口(1時間30分)尾根分岐(40分)山頂(1時間30分)林道
(25分)駐車場
山 小 屋
最寄温泉 西山温泉せいざん荘 つきみが丘町民センター
最寄の駅 JR只見線 会津柳津駅又は会津宮下駅 会津バス 大成沢
イベント 柳津町主催山開き 林道駐車場前 8時30分式典 入湯券
そ の 他 博士峠コース つむじ倉の滝

 会津盆地から見る博士山は、周囲の山々に秀でて優美な姿を見せふもとの豊富なブナの森が
魅力である。以前、ブナの伐採でイヌ鷲の保護が話題になったのは記憶に新しいが、それほど
自然豊かな山域だと言える。途中の林道から見える「つむじ倉の滝」は、写真愛好家の好被写
体となっている。
アプローチ Map

 国道49号線を新潟方面へ向かい、柳津町から国道252号線に出て郷戸地区の滝谷川橋か
ら西山温泉へ左折する。更に大成沢集落に出て林道を登山口のある駐車場まで進む。又は国道
118号線から会津美里町へ出て国道401号線の博士峠を越え、小野川地区から右折して琵
琶首を経て大成沢まで(開通日に注意)、山開きの式典は林道の駐車場前で行われる。

林道からの登山口 水場から急な登山道へ取り付く 鎖場を慎重に登る
シャクナゲ洞門 T字路になった尾根の分岐 伊佐須美神社跡
山頂直下の残雪を登る 飯豊連峰の展望 博士山山頂でお神酒をいただく

山開き案内

 林道沿いに登山口が2ヶ所あり、手前の道海泣き尾根を登り下山に大谷滝尾根を使うのが一
般的なようである。林道から登山道に入ると沢筋を進み、水場の所からいきなり急斜面の尾根
に取り付く。辺りはブナやアスナロ等の樹林帯で、景色を楽しみながらじっくり登る。途中、
岩場に鎖も出てきて少し手間取るが、登り切るとシャクナゲ洞門から主稜線までは幾分楽な登
りになる。左手に見える沢筋には、残雪と新緑の中に山桜が美しいコントラストを見せてくれ
る。足元に咲くショウジョウバカマやイワナシ等、早春の花々を見ながら北に飯豊連峰を眺め
て気持ちよく尾根を登る。
 尾根道の分岐に出ると檜の大木が2本ある。この先は傾斜も緩やかになるので、先ずは大休
憩したい。登山口からここまで約1時間30分ほど要した。この先南へ山頂を目指すが、左側
が切れ落ちているところがあるので慎重に注意しながら進む。1442mのところで、平坦な
ピークに出る。昔、伊佐須美神社が祭られていた社務所の跡だと聞いた。ここから山頂へは残
雪上を歩き、一旦下って登り返すと、分岐から約40分ほどで到着した。

シャクナゲ平 1266mピークにある近洞寺跡 コブシヶ原
樹齢755年のブナの大木
林道下山口 山開き最高齢82歳の翁と

 山頂からの眺めは木々にさえぎられているものの、周りの山々を見渡せる。特に北東側が開
けており、磐梯山の足元に会津盆地が広がる。
 下山は一旦往路を下り、分岐から真っ直ぐ進んでシャクナゲ平に出る。急な斜面を下りなが
らブナの森を進むとコブシヶ原に出ると、更に急坂を下りながらブナの大木が多数倒れている
のを見て雪の力のものすごさ自然の厳しさを見せ付けられた。平坦な広場に出ると「まもなく
大成沢」の看板を左に進む。少しヤブっぽいが植林地から林道に出て、駐車場までは25分ほ
ど戻るようになる。帰りは近くの西山温泉「せいざん荘」で汗を流した。(S)

 (GPSのデータによると、道海泣き尾根は地図上の登山道ではなく1本東の尾根であるこ
とが分かる。1266mのピークは、近洞寺跡のことだろうと思われる。)

2003/05/18 更新
2006/05/21 更新
GPSデータ
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