會津名山案内
山  名 貝鳴山 カイナリヤマ
標  高 三角点 1196.7m 図根点1222m
山  域 男鹿山塊
山行形態 藪山(踏み跡)
登 山 口 旧田島町 萩野
山行時間 登山口(1分)お稲荷様(30分)広場(50分)山頂(30分)大岩
(2分)展望台(1時間)下山
山 小 屋
最寄温泉 夢の湯
最寄の駅 会津鉄道 七ヶ岳登山口駅
イベント
そ の 他 萩野風穴

 国道121号線を旧田島町から山王峠に向かうと左手におむすび型の気になる山が現れる。
昔、会津藩の見張り台がありホラ貝で敵の侵入を知らせたことから、その山名が付いたと古い
山のガイドブックにあった。山は見た目通り終始急峻で上りも下りも注意が必要である。登り
詰めると二等三角点のある山頂があるが、稜線上を先に進むと狼煙台であったといわれている
岩場に出る。更にその先には展望台と呼ばれている最高地点(図根点)があり、新しい地図に
はこちらが山頂のような記載がある。基本的に登山道は無いがしっかりした踏み跡があり晩秋
の好天で木々の間から展望も楽しめた山行であった。萩野地区の近くには風穴があり、立ち寄
って見るのも良い。
アプローチ Map

 国道121号線(下郷町まで118号線)を栃木県方面へ向かい、旧田島町の町内を抜けて
萩野地区へ進む。広域基幹林道萩野釜沢線の標識を右折し直ぐの羽塩・萩野集会所を目安に、
路上か空き地を見つけ車を止める(集会所の前は駐車禁止)。民家も多いので了解を得てから
駐車した方がトラブルにならないだろう。国道を行過ぎるとこの先に「道の駅たじま」がある
ので戻ることになる。

萩野地区から貝鳴山 集会場から林道を挟んで登山口へ お稲荷様の脇を通る
赤松林を登る 営林署の票石 一旦平坦になる
木々の間から家老岳 貝鳴山山頂 二等三角点

山行案内

 林道脇のお稲荷様から山道に入る。踏み跡は数本あるが尾根上で一本になるので上手に踏み
跡を見つけながら赤松林の中を進む。いきなり急な登りであせらずじっくり歩くのが疲れない
コツだろう。直ぐにナラの森になり足下には国道を走る車が見える。所々に営林署の杭があり
踏み跡もしっかりしているので迷うことはない。一旦傾斜が緩み営林署の「山」と書かれた大
きな杭のある広場へ出るので呼吸を整えるのに丁度良い。相変わらずあまり展望は良くないが
木々の間から左手に家老岳への稜線が直ぐ近くに見えてくる。また急坂をジグザグに縫うよう
に踏み跡は付けられ、徐々に展望も出てきて背後には七ヶ岳の山並みが見えてくる。登り詰め
ると平らになって二等三角点の山頂へ着いた。山頂からは木々に遮られ好展望ではないが木々
の間から荒海山や県境の山々、遠く会津駒ケ岳も見える。一段高く見える家老岳は直ぐ近くに
ある。

奥に展望台のピーク 一旦下る 痩せ尾根
大岩が見える 大岩の上に登る 図根点とプレート
荒海山方面 会津駒ケ岳方面 七ヶ岳方面
国道にある林道入り口の標識 萩野風穴の看板 風穴

 ここからは稜線上を更に奥へと進む。一つ目のピークを過ぎると痩せ尾根で、両側は山王川
と中沢に切れ落ちている。木々もブナが混ざり恐らく二次林と思われるが小木が多い。それで
も熊の糞がたくさんあって自然の残る里山の様相である。さらにピークをもう一つ越えると大
きな岩があった。ここが狼煙台ということになる。踏み跡は南に巻くように付けられ、直ぐ先
には展望台と呼ばれているピークがあった。ここには図根点があり誰かが付けた真新しいプレ
ートが掲げられていた。この先下るように踏み跡が続いているようであった。比較的展望の良
い大岩へ戻り木々の間から山座同定をしながらゆっくり昼食、帰路は往路を下山した。(S)

2008/11/12 記録
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