會津名山案内
山  名 唐倉山 カラクラヤマ
標  高 1175.8m
山  域 駒止高原山域
山行形態 藪山
登 山 口 旧南郷村木伏
山行時間 登山口(30分)岩場取り付き(15分)御柱岩(30分)手前ピーク
(30分)山頂(1時間)下山
山 小 屋
最寄温泉 きらら289
最寄の駅
イベント
そ の 他 下山時林道に出ても良い

 伝説の山、修験の山といわれ岩場を伴った姿に威厳を感じる。十数年前に登った際は薄い踏
み跡程度の藪山であったが、久々に訪れると登山道有りと言えるぐらいしっかりとコースが整
備されていた。それでも急斜面を登ると痩せ尾根が続き、山頂直下に危険箇所もあり未だ気の
抜けない修験の山かも知れない。高所恐怖症の方は足が竦む場所もあり危険箇所通過に8mm
程度のロープを持参した方が良いだろう。
アプローチ Map

 国道121号線を旧田島町へ向かい、町内から国道289号線を旧南郷村山口へ進む。更に
国道401号線に入り、木伏地区から左手に唐倉山の案内板を見て八久保沢に沿った林道を3
kmほど進む。唐倉山登山口の標識を見て鋭角に左折し、以前作業小屋のあった広場へ車を止
める。

広場から唐倉山 看板の脇の作業道 ナラの森を進む
岩場が見える 急斜面を攀じる 岩場の取り付き
岩場の先端 御柱岩 イワウチワの群落が続く
山頂の手前にピーク 痩せ尾根を登る 危険箇所の通過
イワナシが咲く 山頂の岩と三等三角点 もう一つの三角点

山行案内

 正面には岩場とスラブを従えた唐倉山が立ちはだかるように見える。身支度を整え、奇岩と
伝説の霊山「唐倉山」の看板の脇を通る作業道を北へ向かい、西側の尾根に取り付く。この季
節、雪解け間近で草も繁茂しておらず歩き易い。赤テープがかなり狭い間隔で付けられており
以前より踏み跡がしっかりしている。沢筋のナラの森から岩場に向かって登ると徐々に斜面が
角度を増す。潅木に掴りながら岩場の根元へ取り付くと展望が開け、南の方に会津駒ヶ岳と周
辺の山々が望めた。痩せてせり出した岩場の先の方まで行こうとしたが、怖くて途中で引き返
した。
 痩せ尾根を登り始めて、ふと北斜面がイワウチワの群落でうめられているのに気が付いた。
下の方には残雪もあり、こんな岩山でも早春のさわやかさに心が和む。少し進んだところに石
柱が数本転がった場所があり、これが御神体といわれる御柱岩であると想像が付く。更に痩せ
尾根を進むと山頂の手前に一つピークがあるのが分かる。岩場を慎重に通過しながらこまめな
赤テープに導かれ踏み跡を辿る。相変わらずイワウチワの群落が足元で励ましてくれる。
 ピークからは一旦下り、山頂へ続く尾根へと取り付く。岩場が立ち塞がり北側から回り込む
と足元が切れ落ちている。木の根の上を枝に掴りながら攀じる。この山の一番危険な場所が続
く。ロープの付けられた岩場を下り、更に登り返すと幾分易しい尾根に出て山頂へはもう直ぐ
となる。三等三角点標識と岩のある山頂の手前にはイワナシが咲いて出迎えてくれた。山頂か
らの展望は北側に開けていて、足元には国道289号線と集落が見えるが南側はあまり良くな
い。それにしても藪漕ぎを覚悟していたが、あまりにも楽な登山でその変貌振りに驚いた。

下山開始 急斜面を下る 北側の山
尾根の分岐を右 スギ林の中を下る 葭を踏んで作業道へ出る
以前作業小屋のあった場所 登山口の看板 林道から登山口への入り口

 軽く食事をして東側の尾根を下る。急斜面が続くが、道型がしっかり付いており赤テープが
導いてくれる。顕著な尾根を下るとスギ林に出て林道の直ぐ脇を通りまた登ってきた作業道に
戻る扇型にコースが作られていた。所々不明瞭な場所はあるものの、むしろ登山道が作られた
のかと思うぐらい整備がすすみ、地図無しで歩けるほどであったのにはビックリした。(S)

2008/04/23 記録
GPSデータ
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