會津名山案内
国土山
山  名 国土山 コクドヤマ
標  高 858.2m
山  域 会越国境山脈
山行形態 登山道 藪山(稜線上)
登 山 口 金山町 上田ダム口
山行時間 上田ダム(1時間)鉄塔(1時間)監視小屋(30分)沼越峠(30分)
国土山山頂(2時間)下山
山 小 屋 電力監視小屋(宿泊不可)
最寄温泉 早戸温泉つるの湯 宮下温泉ふるさと荘 桐の里倶楽部
最寄の駅 JR只見線 会津中川
そ の 他 新潟方面へ道が続いている 地図上は阿賀町柴倉へ

 沼越峠を経て県境稜線を詰めると三等三角点が待っていた。今は送電線保守道となっている
旧峠道を、歴史の重みを感じながら歩きたい。県境稜線上にある各々の山が、急峻な岩場を伴
って聳える姿が圧巻だ。
アプローチ Map

 国道49号線を新潟方面へ向かい、柳津町から国道252号線に出て只見方面へ進む。三島
町の宮下を過ぎ、早戸温泉の先に上田ダムが見えて来る。ダムの堰堤を渡り、右折して対岸の
広場に車を止める。堰堤から左折すると直ぐに水場があるので利用可能である。

北の湖沢に掛かる吊橋 鉄塔保守路と間違わないように 登山道の途中から上田ダム
3つ目の鉄塔から緩やかな登山道 ブナに付いていた坂下営林署のプレート 送電線監視小屋(一般開放なし)
沼越峠の祠 県境稜線のヤブを進む 国土山山頂

山行案内

 只見川沿いに東へ進み、北の湖沢に掛かる吊橋を渡ると急峻な登山道が始まる。昔は柴倉へ
行く生活道だったと聞くが、今は送電線の保守道となっている。急登をじっくり登ると景色も
開け、只見川を挟んで向かいの惣山や南方の展望も出てくるが、鉄塔の下の道は些か雰囲気が
無い。左手に沢を挟んで沼ノ峠山へ続く尾根の岩肌が、紅葉とマッチングして美しい。登山口
から丁度1時間、3本目の鉄塔で急峻な登山道は穏やかな登りへと変わる。
 尾根上の道は歩きやすく、沼越峠まで好展望の登山道が続く。送電線が気に掛かるものの、
左沢の北方に国土山が見え隠れする。会津の山らしいナラやブナの林の中を、展望を楽しみな
がら更に1時間で送電線監視小屋へ出ると、ここから30分で峠に着いた。峠には祠が奉って
あり、往時の様子が偲ばれる。道はハッキリと新潟県側に続いている。ここからの展望はすば
らしく、柴倉川を挟んで金凍山や県境稜線上の大倉山・木地夜鷹山等が岩場を従え聳えている
のが望まれる。

冬の花ワラビ 尾根の途中から国土山 新潟県側旧峠道

 国土山へは県境稜線を東へ、30分ほどヤブを漕ぐことになるが意外に道はしっかり付いて
いる。山頂は森の中で展望も無く、三等三角点の標識がひっそりと佇んでいた。山頂で写真を
撮り峠へ戻って県境の展望をおかずに昼食、のんびりと1時間30分で下山した。
 旧生活道が先か、送電線保守道が先か分からない登山道であるが、鉄塔の足元に大量のゴミ
が捨ててあるのにはがっかりした。また電力の監視小屋の周辺もしかり、電力用地にお邪魔し
ているから大声では言えないが、もう少し自然を大切にしていただきたい。(S)

2006/10/29 記録
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