會津名山案内
山  名 猫魔ヶ岳 ネコマガタケ
標  高 1403.6m 一等三角点補点
山  域 磐梯山周辺
山行形態 登山道/山スキー
登 山 口 磐梯町 猫魔八方台口
山行時間 八方台登山口(30分)1312m峰(30分)猫魔ヶ岳(20分)猫石
(50分)道路(30分)金沢峠(25分)雄国沼休憩舎(1時間)猫石
(1時間30分)下山
山 小 屋 雄国沼休憩舎
最寄温泉 ラビスパ裏磐梯 スパアルツおおるり
最寄の駅 JR磐越西線 磐梯町駅
そ の 他 雄子沢コース 厩岳山コース

 磐梯山の西にある雄国沼を囲む外輪山の一つで、その中で一番高い山である。この山に登る
コースは雄子沢口、厩岳山等何本かあるが、磐梯山ゴールドライン(有料)を使い猫魔八方台
から登るコースが一番近い。更に雄国沼を周回すれば1日の充実したコース設定となる。車を
利用した登山の場合、元の登山口に戻らなければいけないがバス等を利用すれば縦走した方が
楽しい。
 ブナの森の気持ちの良い尾根歩きと展望の山頂、夏は雄国沼の湿原が魅力だが途中2ヶ所の
スキー場が何となく雰囲気を壊す感は否めない。それでもカモシカとの出会いもあって自然が
まだ残されたエリアだと感じた。
アプローチ Map

 国道49号線を河東町へ進み、八田野地区から左折し磐越道のインターを過ぎて県道塩川−
猪苗代線に出る。ここを右折して磐梯町のコンビニ交差点から磐梯山ゴールドラインへ入る。
更に、峠の猫魔八方台まで進むと駐車場があり利用できるが、ここは磐梯山と猫魔ヶ岳両方の
の登山口になっており手洗いもあって混雑する。もし満杯の場合は少し戻って南側の駐車場も
利用可能である。

猫魔八方台登山口 ブナの森を歩く 樹林帯を抜ける
足元にはスキー場 猫魔ヶ岳を望む 最後の急登
猫魔ヶ岳山頂と磐梯山 桧原湖を望む 猪苗代湖を望む

山行案内

 駐車場で準備を整え用足しを済ませたら、ブナの森のきれいな登山道へ入って行く。道幅も
広く初めのうちは比較的平坦で歩き易い。チョッとしたピークを過ぎると木々の間から展望も
出てきて、猫魔ヶ岳と背後には磐梯山も見えて山中に身を置いている気分であるが、直ぐ下に
アルツ磐梯スキー場と少し先に猫魔スキー場も現れる。冬になるとお世話になるので何とも言
えないが、些か雰囲気が損なわれるような気がする。1312m峰から一旦下り山頂へは急登
となる。一気に登り詰めると磐梯山に負けず劣らず360度の大展望が現れた。裏磐梯から磐
梯山猪苗代湖に雄国沼、それもそのはずここは一等三角点の頂である。猫魔スキー場の第3リ
フトから雄国沼へ続いている山スキールートを確認してから、猫石に向かって一旦下る。

猫石 左周りで雄国沼を回る カモシカと遭遇
厩岳山との分岐 舗装路に出る 金沢峠
湿原を見下ろす 雄国パイロット事業取水口 雄国沼休憩舎
湖岸を進む ブナの森を登る 坂を登り切る
再び猫石 雄国沼と雄国山方面の望む

 猫石からは雄国沼とその外輪山が手に取るように良く分かる。厩岳山と古城ヶ峰、金沢峠を
経て雄国山と山々が沼を囲んでいる。その奥に会津盆地も見えたが、飯豊連峰は雲の中から顔
を出さなかった。ここから沼を一周し雄国沼休憩舎でお昼にしたい。左周りで沼の南から少し
づづ下りはじめると、カモシカが登山道に佇んでいた。しばらく顔を見合わせ、写真を撮った
ら警戒したのか森の中へ走り去ってしまった。厩岳山の分岐を経て少し藪っぽい林道から舗装
道路に出て金沢峠へ向かった。沼越に猫石に猫魔ヶ岳を眺め足元に会津盆地を見下ろししばら
く歩くと金沢峠には数台の車が止まっていた。夏季の花のシーズンは入山規制がありシャトル
バスを利用しなければならないが、秋は規制が解かれ簡単に雄国沼へ入れる。再び登山道に入
り沼の周りを歩き、雄国パイロット事業の取水口を経て雄国沼休憩舎へ着いた。小屋の中はカ
メムシでいっぱい、こんな年は大雪かもしれない。
 昼食後、沼の北側を猫石に向かって登り始める。しばらくは湖岸の平坦な道を歩く。ブナの
森が気持ちよく落ち葉を踏んでいい雰囲気である。沢を3本渡ると傾斜が出てきてじっくり登
る。森を抜けるといきなり展望の良い猫石に戻った。ここから往路を猫魔ヶ岳を経て八方台へ
下山した。晩秋の好天で八方台の駐車場は満杯であったが、そのほとんどが磐梯山の登山者で
猫魔方面へ登った登山者とは数人すれ違っただけであった。(S)

2007/11/03 記録
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